古来より日本では松に魔除けの効用があると信じられていました

古来の日本人は松に魔除けの効用があると信じていました

以前のブログで「松」は常緑種であることから、古来の日本人は松のことを不老長寿の象徴であり、縁起ものであることは伝えていました。

さらに古来の日本人が「松」のことを崇めていた理由があります。

古来より、松には魔除けの効用があると信じられてきました。それは次のような理由によるものとなっています。古来の日本人の想像力ってすごいです。

・松の針のようにとがった葉が邪気を近づけない(松の尖った葉が悪霊を刺す)

・松の樹脂には殺菌防虫作用があることから嫌なものを寄せ付けない

・松は常緑種であるため一年を通じて枯れる季節がないことから枯れるという穢(けが)れがないため松に神が宿り神が悪霊や悪いことから守ってくれる

このように、古来より松には悪霊を寄せ付けないものであると信じられてきました。でも植物の松は厳密的に生物学的に結果的には枯れてしまいます。とすると、本当に枯れることがない松の盆栽と居ることで、悪いことを寄せ付け居ない環境を作ってみるのは如何でしょうか。科学が進んだ現代において枯れないイコール神が宿るというのは少し違和感があるかもしれませんが、古来に思いをはせるのもとても面白いと感じます。

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